患者　女性　50歳代
主訴　光がまぶしい（羞明・しゅうめい）、浮動性めまい、頭痛

〇現病歴
半年前より思いあたる原因もなく発症
＊症状順位
①光がまぶしい、めまい、頭痛
②眼精疲労、頭重
③耳の違和感
④口の渇き
耳閉塞感（－）←（＋）
反響音（＋）5,6年前より

〇一般状態
食欲・便通・睡眠＝正常
血圧＝126/80　脈拍84　体温36,3℃

〇経過（施術期間45日：10回施術）
2回目治療前＝鼻をかんだ際、鼻汁かたまり（血餅含む・けっぺい：血液凝固）がビックリするくらい放出
＊篩骨洞（しこつどう）等に長年停留し治療したことにより血液循環良好で放出したと思われる
3回目治療前＝口渇＝少し良好　流涙あり
4回目治療前＝前頭部痛、眼周囲痛
5回目治療前＝50％改善　4回目治療次日は羞明＝軽快、めまい、頭痛、眼精疲労、口渇、耳違和感、頭重＝消失
7回目治療前＝羞明70％改善
8回目治療前＝羞明80％改善　口渇が少しある　他症状＝消失
9回目治療前＝羞明90％改善　口渇、他症状＝消失
10回目治療前＝羞明100％改善　反響音、他症状＝消失

〇結び
患者様は7つの症状で来院されました。
光のまぶしさ（羞明）で車の運転に支障が生じるほどであった。
自律神経のバランスが崩れたことによる眼の機能変化が原因と思われます。
他症状（不定愁訴）も出現していたので自律神経失調症と判断し自律神経機能調整を目的とする治療を施した。
自律神経失調症は交感神経と副交感神経のバランスが崩れ機能が亢進する、あるいは機能が低下することで
発症します。
徐々に症状が消失し当院の天井電灯もまぶしくなくなっており現在は殆ど光のまぶしさは消失され自律神経機能良好により通常に日常生活を過ごされています。

現在の身体状態、病気の進行度、発症経年月、年齢等によって治療効果に個人差がありますので、

予めご了承ください。

鍼灸・マッサージ・訪問在宅診療

自律神経系疾患・睡眠障害・中程度うつ病・顔面マヒ・ガン補完代替治療

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おのでら鍼灸院

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