患者 50歳代 女性
主訴 耳鳴り(ジージー)
〇現病歴
50日ほど前より思いあたる原因は不明
近医の耳鼻咽喉科を受診し処方された薬を服用する
特に就寝前が気になる
発症12日目より浮動性めまいにより嘔吐する
耳閉塞感、耳痛、反響音、耳だれ、難聴、中耳炎(-)
めまい(-)現在はない
アレルギー性鼻炎(+)
歯ぎしり、噛みしめ(-)
〇既往歴
20年前 大学病院にて顎関節矯正ope
〇一般状態
食欲、便通=正常 睡眠=6時間
血圧 113/64 脈拍66 体温36.9℃
〇経過(施術期間88日:9回施術)
2回目治療前=不変 *治療内容を一部変更
3回目治療前=少し軽快
4回目治療前=大分軽快 *治療内容を一部変更
5回目治療前=50%軽快
6回目治療前=60%軽快
7回目治療前=前回治療後2~3日間は高音性耳鳴り その後、良好
8回目治療前=80~90%軽快
9回目治療前=2週間ぶりの治療 80~90%軽快 ここ1ヶ月間は良好
耳鳴りとは実際には音がないのにもかかわらず「キーン」「ピー」「サー」といった高い音や「ゴー」「ジー」といった低い音が聞こえてしまう症状のことを指します。
耳鳴りは大きな音を聞いた後や飛行機に乗ったときや水泳をした後などに、比較的多くの方が体験するものだといわれていますが症状の内容によっては耳に関連する病気が原因で発生していることもあります。
〇病気のよる耳鳴り
突発性難聴、メニエール病、中耳炎、
急性低音障害型感音難聴 *耳が詰まったような症状が現れたり、低音だけが聞こえにくくなったりする
耳管狭窄症・耳管開放症 *耳管が狭く開きにくくなったり(耳管狭窄)逆に開いたままになったりする(耳管開放)と以下のような病気で耳鳴りが発生することもあります
外リンパ瘻 *内耳の一部に穴が開いて外リンパと呼ばれる液体が漏れ出し、めまいや耳鳴り、難聴の症状が出る病気です
聴神経腫瘍 *聴神経の周りあるシュワン細胞とよばれる細胞から発生する良性の腫瘍のことを指します
〇耳の病気以外
薬の副作用、高血圧症、自律神経失調症
患者さまには鍼とスーパーライザーPX照射(近赤外線治療器)を治療内容を一部変更し施術しました。
特に気になっていた就寝前の耳鳴りは、あまり気にすることもなくなり1ヶ月間、良好でしたので現在は経過観察されています。
ストレスや疲労、睡眠不足によって自律神経が乱れた結果、耳鳴りが起こることがあります。
予防、改善策として普段から規則正しい生活をおくるようにしましょう。
リラックスできる入浴や適度な運動は睡眠の質を高める手段として効果的です。
現在の身体状態、病気の進行度、発症経年月、年齢等によって治療効果の個人差がありますので、
予めご了承ください。
突発性難聴、自律神経失調症、睡眠障害、顔面マヒ、更年期障害、回転性めまい、痔疾
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おのでら鍼灸院
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