とある新聞記事に記載されていました。

「久しぶりに運動をして、筋肉痛になったのは翌々日だった。もう年だな」という声をよく聞くが、これは医学的に証明できてないそうだ。
確かに、久しぶりに運動をしてそのまま筋肉を放置すると、数日後に筋肉痛を発症することがある。
正式名称を「遅発性筋痛」というが、運動後すぐに発症する「即発性筋痛」もある。
即発性筋痛は、激しい運動を行うことで筋肉の緊張状態が続き、一時的に血の巡りが悪くなって、筋肉から水素イオンという代謝物が出ることで起こる痛みだ。
一方の遅発性筋痛は、主にスクワットや坂道の上り下りなど、筋肉を伸ばすことで力を発揮する「伸張性運動」で起こりやすい。
普段あまり運動をしない人の場合、筋繊維が壊れやすく、修復に必要な毛細血管も発達していない。
このため、筋繊維を修復したり、痛み物質を取り除いたりするのに時間がかかってしまう。
筋肉痛を防ぐには、全身の筋肉を定期的に使うことが重要。さらに運動後はストレッチをし、入浴中に優しくマッサージをするなど、アフターケアも怠らないでほしい。

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