とある新聞記事にて・・・
突然死と聞くと、前触れもなく急にやって来るイメージだが、兆候があるケースが多いそうだ。
先日耳にしたのは、知人のパートナーで、一緒に暮らしていた40代男性の話。
ある日、彼女が仕事から帰宅し、普段と違う家の様子を不審の思ってパートナーの居場所を探したところ、寝室で倒れていた。すでに亡くなって数時間たっていたそうだ。警察による調査の結果、原因は心不全だった。彼は生前、階段を上がる際に「息切れがする」と言っていたらしい。
2017年に定められた、日本循環器学会と日本心不全学会による心不全の定義は「心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり生命を縮める病気」とのこと。
具体的には、糖尿病と高血圧があると第1ステージ、息切れや起床時の足のむくみ、疲労感が残るなどの症状がみられたら第2ステージに進行しているという。椅子に座って靴ひもを結ぶような姿勢を取った時に息苦しくなる「前かがみ呼吸困難」も典型的な症状だ。
健康診断で見逃されることも多いので、このような症状が出たら医療機関を受診しよう。
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