デラシン通信

症例 :痙性斜頸

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

患者 54歳 男性 運転士
主訴 左側頸部~肩甲上部のつっぱり感と筋痙攣感
初診 平成27年11月

〇現病歴
昨年(H26年)1月頃、思いあたる原因もなく朝起床時に痛みはなく肩が左側に引っ張られるようになった。
計5カ所の病院を来院され3ヵ所目で痙性斜頸と診断。投薬治療と他鍼灸院で鍼灸治療を行ったが改善に至らないため来院された。現在、モトナリン錠(筋肉緊張緩和:つっぱり・こわばり・こり・痛みなどの症状を和らげる薬)1㎎毎食後1錠と他3種類を服用している。

〇問診
運動痛・自発痛・上肢への放散痛・しびれ感=なし
運動制限=前屈・後屈・側屈・回旋にあり
肩こり感(+)左側
頭痛(±)右前頭部
歩行時に左側側屈のため動揺歩行(千鳥足歩行)
肩関節運動痛(±)左側三角筋部
肩関節運動制限(-)
精神的ストレスはない
座位後方より上半身観察で左側僧帽筋がピクピク不随意運動を認め右側より左側が上がり傾いた姿勢状態

〇徒手検査法
脊髄性障害反射検査:上腕三頭筋・上腕二頭筋・腕橈骨筋・膝蓋腱・アキレス腱反射=左右ともに消失

〇一般状態=食欲・便通・睡眠に異常は認められない
喫煙 15本/日 飲酒は時々 趣味はパソコン日平均4時間視聴

〇考察
鍼灸院においては、あまり遭遇しない症例。
斜頸とは頸部が患側(悪いほう)に斜め傾いてしまい顔が健側(良いほう)を向いて頸部の運動制限が生じる。
広義では乳幼児に発生する筋性斜頸と痙性斜頸に分類される。
痙性斜頸は首周囲の筋肉、特に前面を斜めに走る胸鎖乳突筋や上肢と体幹を連絡している僧帽筋の異常な緊張亢進によって引き起こされる病気で首が左右上下のいずれかに傾く、ねじれる、震えるといった不随意運動と姿勢異常を引き起こす状態。発症年齢は10代~初老期までと広く30~40代にピークがあります。
精神的ストレスがないとの事で職業の運転士歴26年の不規則勤務と乗客への気配りの積み重ねがあり趣味のPC4時間視聴も頸部負担となったと推測される。
当院希望として勤務は考慮し趣味のPC視聴を2時間短縮と当院での治療を週2回を推奨中です。

〇経過(施術期間15日:継続中)
2回目治療前=不変
3回目治療前=40%改善 左側僧帽筋上部つっぱり感緩和
4回目治療前=50%改善 頭痛・肩こり感消失
5回目治療前=65%改善 不随意運動軽快により左側僧帽筋上部つっぱり感と動揺歩行改善


鍼灸・マッサージ・訪問在宅診療

ご予約はこちらまでお気軽にどうぞ⇒ 0956-40-6666
~自然治癒力を高める鍼灸マッサージ~
おのでら鍼灸院
〒857-0134  長崎県佐世保市瀬戸越4丁目16番9号(大野モール近く)
TEL (0956)40-6666

関連記事

デラシン通信

営業日カレンダー

« 2019年1月»
303112345
6789101112
13141516171819
20212223242526
272829303112
  • 休日
  • 午前休
  • 午後休
営業時間:月~土 AM9:00~PM6:30(最終入室)
鍼灸新患の方の最終入室はPM5:30
土曜日も平日と同じように診療しております。
日曜日は定休 祝祭日は不定期診療
未就学のお子様をお連れの方は、みてくださる方と、ご来院ください

おのでら鍼灸院:佐世保市瀬戸越4丁目

長崎県佐世保市瀬戸越4丁目16-9
・佐世保中央ICから車で15分
・相浦中里ICから車で15分
・<国道498号から>大野モール過ぎたら、コンビニキッチンやぐら(旧RICマート)を右折して30秒
・<矢峰行>瀬戸越バス停徒歩2分
・松浦鉄道 泉福寺駅徒歩4分

おのでら鍼灸院:佐世保市瀬戸越町

アクセス

おのでら鍼灸院外観