先日、NHKクローズアップ現代で「精子の老化」を観て
2017年、欧米の男性の精子の数が、この40年で半減したという調査結果が発表され衝撃が走ったと・・・
さらに、最新の研究で精子の新たなリスクも明らかになってきて、35歳くらいを境に見た目は元気でも中身が老化した精子が増加。受精卵に細胞分裂を促す力がなく不妊の原因になる場合があるということ。
WHOによると自然妊娠するには精液1ミリリットル中に精子が1,500万以上。そのうち活発なものが40%以上いるのが望ましいとされているのが基準。
都内のあるクリニックで、この3年間で564人の精子の濃度や運動率を検査し、その結果、6人に1人がWHOの基準を下回った集計があったとのこと。
精子の力が衰えてしまうのか?
原因の1つと考えられているのが精子の中にあるDNAの損傷。精子が卵子に入り互いのDNAが結び付くと発育の土台が整い細胞分裂が進む。ところが精子のDNAが傷ついていると、うまく結合できず細胞分裂が正常に進まないと考えられ番組の検査会に参加した9人の精子のもDNA測定器で調べてみると損傷したものが30%を超えると自然妊娠が難しくなるといわれているとのこと。
精子の所見を悪化させている原因として生活習慣の喫煙、肥満、睡眠不足により精子の中のDNAを傷つけていくという可能性があることが分かっているとのこと。(喫煙・肥満はご本人努力、睡眠不足は当院対応可)
精子の状態をよくするために日常生活で気をつける7か条!
pm2.5が精子の所見に悪影響を及ぼすというデータが出ておりpm2.5はあくまでも一例にすぎないんですが、さまざまな環境による要因というものが精子に悪影響を及ぼす可能性があるんじゃないかということとのこと。
治療を前向きに進めていくために必要なポイント
自分の精液の状態を知ってみようよと精液の検査を泌尿器科、婦人科の受診を勧められています。
また、スマホでできる精子検査キットもあるそうで約5,000円ほどで販売(PC調べ)しているようです。
晩婚化が進んで高齢で子どもをもうけたいという夫婦が増える中で精子の減少や老化はより切実な問題になってくると思います。早めの検査、そして精子を守るための生活習慣についても考えていく必要があると結んでおられました。
突発性難聴、自律神経失調症、睡眠障害、中程度うつ病、または脱毛で、お悩みの方は、ご相談ください。
おのでら鍼灸院
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