とある新聞記事

結膜は、白目の部分を覆い、眼球を保護する役割を持っている。
この結膜が必要以上に緩んで発症するのが、結膜弛緩症（しかん）だ。多くは加齢に伴って起こるが、
原因はよく分かっていない。症状は、何となく目がゴロゴロする、ショボショボするといった不快感だ。
治療は点眼薬を処方されるが、改善しない場合は手術を行うケースもある。
白目が赤くなり、かゆみを感じたら結膜炎かもしれない。
結膜炎にはアレルギー性、ウイルス性、細菌性がある。
アレルギー性はスギ花粉やハウスダストなどの物質にアレルギー反応を起こすことで発症する。
治療には点眼薬やステロイド点眼薬を使用する。
ウイルス性は感染力が、とても強いのが特徴で特効薬はないという。手指のアルコール消毒では死滅しないので、石鹸と流水のよる手洗いが必要だ。目がかゆい場合は手でこすらず、テッシュなどで押さえよう。
細菌性は免疫力が落ちている人に感染しやすく、抗菌薬を点眼する。
いずれも自己判断は危険なので、専門医の受診をお勧めしたい。

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