とある新聞記事

「風呂や温泉につかることで、うつ病が改善される」という研究結果が多数報告されている。
例えば、ドイツやスペインの研究機関ではアンケート調査を実施し、さまざまな数値を分析。温泉につかることによる、うつ病に対する医学的な効能が明らかになったとしている。また近年、欧米各国ではうつ病に対する薬物の不適切な使用による副作用が懸念され、代替医療として温熱療法が行われているそうだ。
日本でも、医師や研究者、医薬品メーカーらが中心となった「日本温泉気候物理医学会」が、温泉や温熱療法が人体に及ぼす影響を研究。中でも、大分県の別府市には京都大学大学院理学研究科の研究施設や、九州大学病院・別府病院があり、温泉がもたらす人体への影響や効果などを調べているそうだ。
その一つとして、別府病院の山崎聡医師は、別府市内に住む高齢者を対象に調査を実施。「習慣的な温泉入浴とうつ病歴の低さとの間に、関連があることが確認された」と結論付けている。
私たちは温泉につかるとリラックスする。娯楽としてだけではなく健康面でも効果がありそうだ。

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